NEWS
見えないからこそ、誠実に。
住宅の基礎は、建物を支えるもっとも重要な土台。私たちはその役割を深く理解し、一現場一現場に真摯に向き合います。
ミリ単位の精度、揺るがぬ品質、
そして職人としての誇り――
「安全」と「安心」を確かな技術と丁寧な仕事でかたちにし、未来へと続く暮らしの基礎を、私たちが支えます。
SERVICE
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住宅基礎工事
- ベタ基礎建物の床下全体に鉄筋コンクリートを面で敷き詰める工法で、耐震性・防湿性・耐久性に優れています。
日本の新築住宅で主流の基礎工法です。
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≪メリット≫
・建物の荷重を均等に分散でき、地震や不同沈下に強い
・地面をコンクリートで覆うため、湿気やシロアリの侵入を防ぎやすい
・コンクリートの厚みがあり、経年劣化に強い
≪デメリット≫
・材料や施工の手間がかかり、コストが高め
≪向いている建物・土地≫
・2階建て、3階建て住宅
・地盤がゆるめの土地
・高気密・高断熱住宅など、湿気対策が重要な家 -
住宅基礎工事
- 布基礎建物の壁の下や外周部に沿って、帯(布)のように連続して設置される基礎のことです。
古くから日本の木造住宅で多く使われてきた、伝統的でシンプルな基礎工法です。
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≪メリット≫
・材料が少なくて済み、施工コストを抑えられる
・床下の通気が良好で、湿気がこもりにくい
・構造が単純なため、工期が短め
≪デメリット≫
・地盤が弱いと、不同沈下や湿気トラブルのリスクがある
・地面が露出するため、シロアリ・湿気対策が必要
≪向いている建物・土地≫
・地盤がしっかりしている土地
・小規模な木造住宅・平屋
・予算を抑えたい場合
・床下換気を重視した構造 -
住宅基礎工事
- 深基礎工事通常の基礎よりも立ち上がり部分を深くする基礎工事です。地盤面と建物の床高に大きな高低差がある場合や、道路面よりも敷地が低い場合などに採用されやすいです。
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≪メリット≫
・段差のある土地でも施工が可能
・建物の安定性・耐久性が増す
・床下区間を有効活用できる
≪向いている建物・土地≫
・敷地の高低差が大きい斜面や段差のある土地に家を建てる場合
・車庫や地下室を設け、高さのある空間を確保したい場合
・道路面より敷地が低く、浸水防止や排水対策が必要な場合
FEATURE
- 精度と品質
- 柔軟な対応力
- 納期厳守

精度と品質
私たちは「見えない部分こそ丁寧に」を信条に、ミリ単位のレベル調整や均一なコンクリート打設、鉄筋の結束一つにも妥協なく取り組んでいます。細部に宿る品質が、建物の安全と安心を支えると信じ、職人としての誇りをもって施工にあたっています。

柔軟な対応力
天候による工程の変更や急な追加工事など、現場では予期せぬ事態がつきものです。私たちはそうした状況にも柔軟に対応できる体制を整え、お客様や現場の要望に迅速に応えることで、信頼されるパートナーを目指しています。

納期厳守
家づくりのスタートを担う基礎工事は、全体の工程に大きく影響します。私たちは納期を守ることを最優先に、確実な段取りと責任ある対応で、スムーズな家づくりを支えます。施主様や工務店様との信頼関係を大切にし、安心して任せていただける存在であり続けます。
CONSTRUCTION
FLOW
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遣り方 01
建物の正確な位置・高さ・水平ラインを決める作業です。
建築図面に基づいて、杭や貫板で基礎の基準を設置します。 -
根伐り・地業 02
建物の基礎をつくるために、決められた深さまで地面を掘削します。
この作業により、建物の重さをしっかり支えられる「地盤面」を整えます。 -
捨てコンクリート打設 03
鉄筋を正確に配置するための下地コンクリートです。
構造上にの強度には直接関係しませんが、制度に関わる重要な工程です。 -
配筋(鉄筋組み) 04
基礎の骨組みとなる鉄筋を図面通りに組んでいきます。
ここは家の強度を左右する非常に重要な工程です。 -
配筋検査 05
第三者による検査です。
鉄筋の太さ・間隔・かぶり厚さ(コンクリート表面から内部の鉄筋表面までの距離、錆の予防となる)などが正しく施工されているか確認をします。 -
型枠設置 06
コンクリートを流すための枠を設置します。
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コンクリート打設 07
床と立ち上がり部分にコンクリートを流します。
振動機を使ってしっかり締め固め、空気の混入やムラを防ぎます。 -
養生 08
コンクリートが十分に硬化するまで、一定期間保護します。
養生期間は乾燥や衝撃から守り、品質を確保します。この間の天候管理が、ひび割れを防ぐうえでとても大切です。 -
型枠解体 09
コンクリートが固まったら、型枠を外し、外側の土を丁寧に埋め戻して整地します。
こうして、建物の土台となる基礎工事が完了します。 -
完成
10建物の土台となる基礎工事が完了します。